約 3,231,042 件
https://w.atwiki.jp/c291/pages/49.html
定点観測 観測対象 座・タイムリーふくい(2007年7月7日放送分) テーマ “県都再生”に県庁移転問題を問う 出演 司会 松枝隆一(福井テレビアナウンサー) 原渕由布奈(福井テレビアナウンサー) ゲスト 藻谷浩介(日本政策投資銀行・参事役) 末廣徹(ジェトロ福井・所長) 岩瀬泰弘(福井県立大学地域経済研究所・准教授) 野田富久(県議会議員) 観測予定 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 「県都再生」「県庁移転」「駅周辺の再開発」と番組メインテーマのてんこ盛り。テーマタイトル日本語的に変じゃね?っ気はするが、ここはスルー。原渕アナも浴衣で登場予定で、最近なりを潜めていたコスプレも解禁だ。 しかもゲストは日本政策投資銀行の藻谷浩介氏。蟹お気に入りの「頭が良く、視野が広く、現実的で、ちゃんとしたデータを持っている(チョットだけ)口の悪い(そこそこ)有名人」だ。 田舎者には馴染みが薄いが、日本政策投資銀行といえばエリートの巣窟。東大法→コロンビア大MBA→日本開発銀行の経歴は竹中平蔵氏にも引けをとらない。政府系だけに野村風のガツガツした感じは無いし、キャリア官僚ほど嫌味な感じも無いので、いわば草食動物系エリート。三冠も狙えるサラブレッドとライオンに食われるシマウマぐらいの差はあるが、ざっくり言ってしまえば俺たちと同類だ!!(期待を含む勝手な断定) 見どころは尽きないが、喫緊の課題であるAOSSA(アオッサ)を藻谷氏はどう評価するかは注目だろう。別に藻谷氏の考えが正解とは限らないのだが、予断を交えず冷静で率直な分析を期待したい。 (以上越070704) 藻谷氏は過去にもこの番組に出て、現実的なお話を「主観の強い地元民」にやさしく解説していたような気がするんだが、とにかく座・タイムリーふくいのサイトは過去ログに出演者の名前すら残していない不親切さなので確認しようが無くて、今、萎えているところだ。 で、今回のオレ的注目ポイントは… 「藻谷氏が何回くらい苦笑するか?」 だね。キマった・・・。 真面目に言えば、「国内市町村で行った事の無いところは無い」と言っても過言ではないらしい氏が、数多似たような境遇にある全国の田舎町の中のほんのひとつにすぎない福井に対し、モデルになる他地域のデータから経営学的アドバイスを示して最後は地域住民の志の問題って風にしめるのか、それとも何らかの福井に特化したサプライズ発言があるのか、気になるところ。 ぶっちゃけ、戦争で解体してさらに震災で崩壊した福井市に「市民一丸となって守りたい伝統や文化や地域」は無いに等しいって現状から、福井駅前を「顔」とか言われても(気持ちの問題としては)全くしっくり来ない。下世話な話だと未だに「駅前の土地持ちはみんな火事場泥○みたいなもんだ」とかいやらしいことを言う年配者もたまにお見かけするほどだ。 金沢みたいにわかりやすい土地柄だったら楽なんだろうけど、ここは福井。 住民に「絶対軸」として愛されていない感の有るエリアを、データと理論で活性化できるのかについて、松枝アナに切り込んで欲しい。 あと、福井県庁移転問題の話はくだらないからあまり長くやらないで欲しい。 ま、越の言うような「予断を交えない冷静で率直な現状分析」に終始したとしても充分おもしろいとは思う。 とりあえず、余計なパネラーを増やさず、じっくり腰の座った構成を期待。 (以上蟹070705) 観測結果 チェックポイント まず、個人的におっ!っと思ったポイントは松枝アナの、このコメント 「面白いことを言う方がいらっしゃるんですが、西口再開発ビル(or アオッサ?)が出来たら県庁をそこに入れて、現県庁は繊維の博物館とかに…」 そんな面白いこと言う方って誰?誰なの?? 松枝アナの半笑い気味で申し訳無さそうな空気と、無理やり表明しました感からすると、社会的または会社的にエライ人か、松枝アナが個人的に頭が上がらない立場の人っぽい。 松枝アナ 「いや~次回のタイムリー、県庁移転問題なんすよ~」 面白い人 「そんなもん、あれや。再開発ビル作ったって入れるもんないんやで、そこに県庁が入ればいいんや。」 松枝アナ 「確かに!そうですよね~。でも県庁ってまだ壊せないでしょう?他に使い道ありますかねぇ?」 面白い人 「いい考えあるわ!福井は繊維なんやで、あそこは繊維博物館とかにすればいいんや!」 松枝アナ 「なるほどね~。さすが、面白さん(仮名)、いい考えですね~。(お世辞)」 面白い人 「ほやろ~。このアイデア、番組でも紹介しといてや~。」 松枝アナ 「えっ、番組でですか?」 面白い人 「松枝君には期待してるんやで!頼んだざっ!!」 松枝アナ 「わ、分かりました…」 みたいな事情が勝手に想像できて、俺的ツボにはまった。 藻谷 Watching 予想通りパネラーの方々にとっては「県庁移転」なんてどうでもいいことらしく、議論の中心は自然に「中心市街地活性化」に。それを必死に「県庁移転」に軌道修正しようとする司会者の努力は悲しいぐらい滑稽だった。天守閣のような県庁なんて全国唯一ってことなら、そこはアピールすべき個性と考えればいいのに。 メインイベントである藻谷氏のAOSSA(アオッサ)評価はやはり散々なもので、当サイトの見解とほぼ一致。「東京のコンサルなんかに任せてもダメなんですよねぇ~」などと、イマス社へのダメ出しゾーンにも軽々踏み込むあたりは、さすがに部外者らしい軽快なステップ。まあこのサイトを見れば分かるとおり、コンサルだアナリストだなんて名乗る奴はロクなもんじゃないってのは、決まり相場。 「シースルーの良い建物は芸術には向いている」とのことだったが、藻谷さん、残念ながら福井市は既にガラス張りアート系箱物として郊外に市立美術館を建てちゃってるんですよ~。そんな訳で当サイトとしてはスポーツ・カフェ 山田コレクションの誘致案で固まってるのだが、まあ見解というか方向性としては一致していると言って良いだろう。 他、幕末、明治期の繁栄についても、近県の事情や類似の事例もキッチリ予習済みで、まあさすがという感じ。 県庁移転後の跡地利用の提言は金沢城の五十間長屋を念頭に置いているんだろうが、当時の工法で天守閣復元となると技術的にも費用的にも一筋縄ではないし、半分リップサービスだろうか。 その他の方々 ジェトロ福井の所長さんは転勤族らしい優良コメンテーターとして、まあまあ悪くない印象。県議会議員はグダグダの原因になるかと思い心配したが、県市との連携や道州制などの問題も含め、意外とまともで現実的な意見を提示。まあ県議は喋り過ぎだったかもしれないが、この2人は合格ライン。 問題は、福井県立大学の岩瀬准教授だ。前半こそまともな感じだったが、後半は欧州リスペクト?と魚好き?を軸になんとも不可解な意見を連発。その不安定さは福井テレビ解説員級で、ある意味楽しませてもらったのだが、福井県立大学域経済研究所の看板で出演していることを考えると、福井県とその教育の行く末に一抹の不安を感じた。 原渕アナはパーフェクト。CM入りのカメラ目線が微妙?それも込みでノープロブレム。まだ修行中なんだからこれでいいのだ。 (以上越070708) ■蟹の感想 女子アナには普段何の興味も無いオレだが、さすがに原渕アナは「ギザカワユス」と思えてきた。これも越による日々の地道な活動の賜物なのかも知れない。 今回期待していた藻谷氏だが、番組を通しての発言内容からは 「もはや福井に打つ手無し」 と言っているようにオレは思えた。 今更「戦前の福井は素晴らしかった」と言われても、福井の「今」を生きる若者達はそんな事なんかに価値を覚えないまま都会に憧れている。既に形成されてしまっている現在の福井(人の心込み)を近い未来に向けてどうするかについては氏もじっくり話す時間が欲しかっただろうが、それにしても御伽噺は要らなかった。 あげく「今よりは良くなる」とか「イベントしましょう」とか、かなり苦しそうに発言する氏。オレは 「先生!オレたちを見捨てないでくれよ!」 とつい声に出てしまったほどだ。 秋田県との比較話が出た時は、「この人、秋田県では福井の事どう言ってんのかな?」などと想像して、悪寒が走り自己嫌悪。 やっぱり福井(の2007年現状)って、かなりダメダメなんだろうなぁ… なんて一瞬思わされたが、逆に 「中心地が滅んで何が問題なのか?県庁舎が本丸跡に有って何が悪い?」 という強い心で未来を生き抜く覚悟は更に固まった。 さて、全体的感想だが、結果としては嫌な予感が的中した形だった。 内容的に越とかぶるが、敢えて言えば、ポイントはざっくり2点。 やっぱり「福井県庁移転問題」はテーマに込めるほどの話ではない。 岩瀬准教授という刺客。 正直、この2点によって全てがグダグダ。話が絞り込まれかけても結局ドタバタ。 愛すべき岩瀬准教授のヘンテコ発言についてはもはや一個一個やるのが大変なので割愛するが、極上キーワードはゴールドマン・サックス証券とフィッシャーマンズ・ワーフだった。 ジェトロ福井の所長さんも決して悪くはなかったのだが、存在が無難すぎて今回のテーマとメインゲストを考えると別の機会で良かったような気がする。 オレとしては藻谷氏と野田氏の2人で充分だった。 なんか…結局、笑ったっちゃー笑ったんで別にいいんだけど、大のオトナが集まって噛み合ってない様は切なくもあった。 今は「オレはナンセンスコント番組を観たんだ。」と思うことにしている。 (以上蟹070709)
https://w.atwiki.jp/c291/pages/60.html
名称 福井ケーブルテレビ(FCTV) URL http //www.fctv.jp/ http //ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E4%BA%95%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93 備考 福井県福井市に本社を置く第三セクターのケーブルテレビ局。 三谷商事株式会社の連結対象子会社。 サービスエリアは福井市・坂井市・あわら市。 このケーブルテレビ局の開局によって、それまで福井放送と福井テレビの2局しかなかった民放不毛の地・福井において、お隣石川県のMRO(TBS系)とHAB(朝日系)が視聴可能となった。 全国的に見てもサービスエリア内の加入世帯率が非常に高いらしいのだが、その理由は単純に「TBSと朝日の地上波が観たいから」である事は明白である。 加入目的のほとんどが「民放地上波」なだけに、スカパーがライバルとして成立しない。 アナログ時代は月額2,730円と意外に低価格だったが、デジタル化に伴い値上げ。3,780円となる。 症状 2011年の地上波完全デジタル化に向けて、ひょっとすると「MRO」と「HAB」が配信出来なくなるのでは?との噂有り。理由は石川県側の問題ではなく地元福井の二局の抵抗によるもの…との噂有り。理由がどうであるにせよ、万が一石川民放二局が確保出来なかった場合は月額3,780円という値上げも手伝って解約者が相次ぐ事が予想される。 コミュニティーチャンネルという自社製作番組枠での素人臭さと手作り感は笑えるので個人的には肯定。たまに番組によって「何らかの見解を発信したがっているつくり」に遭遇すると、その「まとめ能力の無さ」には苦笑いが込み上げて来て、それはそれでひとつのエンタメとなっている。 (以上蟹) デジタル化に伴いMROとHABの配信停止とは知らんかった。しかもFCTVのホームページ見たら、2007年4月からはアナログパックの申し込みを受付けなくなってる。こんなのアリっすか?つーかマジっすか? つまりですよ、今から申し込む人はHABやMROが無いデジタルパックしかダメってことかぁ。信じられん!。福井テレビの「Go不満Goもっとも」のコーナーで取り上げてもらいましょう!! https //www.fukui-tv.co.jp/program/supernews/d_form.html 今後建設するマンションを買った人とか新築で家を建てた人って、デジタル契約のCATVが入ってるか、入れることが多いと思うんだけど、その場合にはもうすでにMROやHABは見れないって事?とりあえず現在色んなところに建ってるマンション買う人とかは注意が必要ですね。 大体「別に東京とか都会に居なくても、田舎で十分じゃん」と思えるようになった大きな理由としてインターネットの普及に加えて、CATV普及による情報格差の縮小って大きいはず。実際、今はテレ東系が見れない以外は昔みたいにあれもこれも見れなくって困ることは少なくなったし。2011年の石川波廃止が知らないところで勝手に規定路線になっちゃう前に、何か手を打てないもんですかね。 (以上越) 2007年4月からはアナログパックの申し込みを受付けなくなってるのは確かなのだが、実はデジタル契約でも2011年まで地上波だけはアナログで送信する模様。よってに、2011年まではデジタル契約であっても主要民放4局は視聴が可能。問題は2011年。FCTVさんは「隣県のアナログ波を再送信する権利」は持っているが「隣県のデジタル波を再送信する権利」はまだ持っていない…と、どっかで聞いた事あるような気がするんだけどなぁ…。その理由が↑のような感じだったような…。 (以上蟹) 他人様のブログで申し訳ないんだが、http //tonosita.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_bc2e.htmlによると、地元局の抵抗っていうより行政の問題らしい。地デジ投資分の回収目処がつくまで田舎のテレビ局を保護してやるって話なのかも知れない。 FTBとFBCはデジタルでMROとHABはアナログでイチイチ切り替えて見るのは面倒。よってデジタル契約なんて不便なだけで意味無いって結論が普通。しかし、それではB級コンテンツ抱き合わせの便乗値上げプロジェクトも進展しないので、アナログ契約は申し込み自体お断りって力技に出た感じ。今から契約する人はデジタル放送と一緒に送信されてるアナログ放送だけを、割高なデジタル料金で見ることになるんでしょう。 (以上越) 処方箋 従来の北陸放送と北陸朝日放送に続いて石川テレビ放送とテレビ金沢ともガッチリ提携して石川県の民放四局を軸とする。 福井県の民放二局を完全無視。 勝手に北陸道州制をいち早く推進する。 (以上蟹) テレビ局に言っても埒が明かないに決まってるんで、政治的になんとかするしかない。 という訳で、なんか拍子でこのページを見た人は、知事とか市長とか県選出の国会議員とか北陸政界にメールとか手紙とか送ったりして、ガンガン働きかけましょう。 料金の件はともかく、デジタル放送行政は通信監理局http //www.hokuriku-bt.go.jpってお役所がやってるんで、テレビ大好き少年少女たちが福井脱出を画策する前に、さっさと許可を出して欲しいものです。 (以上越) 未来予想図 滅び行く抵抗勢力をいち早く切り捨てるフットワークを身に付けたFCTVは、以後地域境界線がどう変革されようとエリア住民のリクエストに露骨に答えつづけ「潰れないケーブルテレビ局」となるのであった。 (以上蟹) もしダメだったら?だからといって地元局を見る時間が増えるわけじゃない。まあテレビはメディアとして無いものと考えて諦めるしかないね。 (以上越)
https://w.atwiki.jp/c291/pages/150.html
名称 福井新聞まんなかプラザ 住所 福井県福井市中央1丁目9-23 定休日 なし 営業時間 10時00分~20時00分 URL 080519現在、確認できず。 フロアガイド B1F - コンセプトショップ「Be Station」(ふう編集部福井駅前分室) 1F - 総合案内所 2F - 福井ミラクルエレファンツとサウルコス福井のグッズ展示販売 3F - 多目的ホール 4F - 福井新聞社福井中央支局 概要 福井新聞社が2008年3月に福井市中央にオープンさせた活動拠点。 福井市中心部の街づくりを応援するのが目的らしい。 (以上蟹080519) 雑感 オープン後2ヶ月近く経った現在、HPらしきものや案内ページめいたものがネット上に見つからず、情報収集が困難だ。 常時市民を招いている体のB1F・1F・2Fの内装や展示方法が似通っており、フロアコンセプトが見えづらい。 あまりにも無難かつ慎重かつお上品にまとめ過ぎていて、「人をワクワク・ドキドキさせる何か」が極めて少ない印象。 B1Fでは「個人情報晒した人にだけタダでなんかあげる」と言われているような後味。 駅前商店街が金を出し合ってコレをつくったのであれば「がんばれよ~」で済むのだが、大和田に白い巨塔を構える福井のメディア王がつくったとなると複雑な感想になる。うがった見方をすれば「なるべく低予算でつくったコンパクトシティ路線への言い訳募金」ともとれる。(同じく大和田に本陣を構える福井放送も立場は似ているが、毎日駅から生中継ってのは意外と強力。) そもそも「福井市中心部の街づくりを応援」ってコンセプトからしてスゲー他人事っぽい。まぁ、実際他人事なんだろうけど。 (以上蟹080519) 関連項目 福井新聞
https://w.atwiki.jp/c291/pages/62.html
備考 ローカル座談会番組座・タイムリーふくいのメインテーマ 福井城址にそびえる福井県庁舎をどうにかしろという問題 県庁舎は1981年11月竣工、当時の県知事は故中川平太夫氏 問題? なんでいつも話題が県庁移転とかなの?と思う。座・タイムリーふくいに顕著だが他のメディアも似たり寄ったりだ。ありもしない問題をさも大変なように騒ぎ立ててるだけとも言えるのだが、座・タイムリーふくい(20070707)“県都再生”に県庁移転問題を問う放送の前祝いとして、その理由を推理しよう。 まず、この問題はテレビ局にとって責任を感じる必要もなく、安心して批判できる非常にイジリやすいネタだということだ。 現実問題、県庁移転など当面実現する可能性は無いので、しばらくはダメだダメだと騒いでいれば済んでしまう。おそらく実際に老朽化が進んで、県庁舎移転が現実味を帯びてくれば、メディアはほとんど触れなくなるだろう。 一つ例を出そう。県庁の横には県議会の建物が建っているが、最近大規模な修繕を行った。修繕する間の県議会はどこか別の場所でやってたのをニュース映像で見た。 早急に移転を検討すべきなら「あの建物を税金を使って修繕する必要など無い!その分を新庁舎の積立に回せ!」という論陣を張るべきだし、県議会議員をゲストに招いた際にも、「どういうつもりか?」と問い詰め、「工事は必要か不要か?」視聴者に問いかければよかったはずだ。 しかし、その結果は蟹も知っての通りだ。確かに修繕不要を主張して、もし何かあれば今度はテレビ局が批判を受ける。下手すりゃスポンサーに実害があるかも。持論を踏まえた本物の判断が問われる状況になれば、見て見ぬふり。まあ、マスコミっていうのはそういうものだ。 責任者不在… もう一つの安心できる理由は責任者が不在って事。備考の通り、あそこに福井県庁を立てた張本人は、どう考えても中川元知事なのだが今は故人となっている。 確かにあそこに県庁舎を建てたのは、中川氏の失政といっても過言ではないだろう。しかし当時、福井テレビも福井新聞も本気で県民を巻き込んだ批判世論の形成に努めたのか?絶頂期の中川知事に恐れをなして、まともに批判も世論形成も出来なかったくせに、今頃になって死人に口無しと言わんばかりに騒ぎ立てるのはどうかと思う。もし懸命に批判したが防げなかったのだとしても、終わった話をいつまで引きずっているのか。 しかも庁舎の竣工は1981年(昭和56年)で計画段階からいえば30年ぐらい前の話だ。現在の県職員や県議会議員で当時のその決定に欠片ほどでも関与した者がいったいどれぐらいいるのか?にも関わらず、「県関係者はお城の中で働いている風で調子に乗ってる」みたいな論調はミスリードそのもので、そんないわれの無い誹謗中傷にうんざりしている人は多いだろうし、大多数は移転できるものならとっとと移転して欲しいと思っているだろう。 もっと言えば、現在のテレビや新聞の上層部は当時は若手の県政記者だったりしたわけで、ペーペーの県職員や駆け出しの県議会議員なんかより、よっぽど中川知事に正面から反論できる立場だったはず。うがった見方をすればそのときの恨みを今頃になって晴らそうと、関係ない人に八つ当たりしてるのか?とさえ思う。 個人的感想 城跡の県庁は俺にとっては「気が付いたらそこにあったもの」だ。それを誇りにこそ思わないものの、福井の歴史の1ページとして受け入れればよいし、今後のことは次に建て替えるときに考えればいい。確かに大地震で橋が全部落ちたらどうするんだろうとは思うが、それは座・タイムリーふくいで言われているのとは別の問題だ。 城跡の県庁を恥だというが、俺にしてみれば民放テレビ局が2局しかなく、やっと3局目の話が出たと思ったら、広告の分け前が減るという既得権者の都合でポシャリ、現在も相変わらず民放2局県のレッテルを貼られている方がよっぽど恥ずかしいし、北陸朝日放送もNHK-BSも見れなかった下層の福井県民は、2005年サッカーW杯最終予選を全然見れなかったという実害にもあっている。 あの県庁舎はどう見てもあと20年は余裕で使える。道州制の話もくすぶっている現状で、箱物行政の極みである庁舎移転の話なんか盛り上げる必要もないし、どう考えても財政的にそんな余力があると思えない。庁舎を壊して公園にする程度でホントに街が活性化すると思っているならオメデタイ限りだ。福井テレビが県庁移転で活性化の約束手形をきれるならやってみても良いのかもしれない。 県都再生や駅前活性化が20年も待てない、今すぐ解決しなければならない課題ならば、福井城址にある福井県庁は現段階では所与のものとし、どうすればそれをプラスに転化できるかに論点を移すべきというのが当然の帰結だ。そしてその当然の前提を受け入れない石頭ゆえに、俺たちみたいな負け犬に公然と噛み付かれるという失態を招いていることを座・タイムリーふくいは肝に銘じて、七夕の議論に挑んで欲しい。 (以上越070705) オレの個人的コンサル魂としては、「現庁舎が30年くらい経過して老朽化した頃に移転させて桜のたくさんある公園にする方針」で固まっていたのだが、よくよく考えたら、「花見の名所」とか「誰もが気軽に訪れる憩いの公園」とかって、やっぱ堀に囲まれてちゃマズイ気もしてきた。 まず、普段からの深夜を含めた治安の監視が大変だし、毎年花見のシーズンには泥酔して堀に飛び込んで死ぬバカが続出するかも知れん。 そう考えると、現在の「浅はかな若者や常軌を逸した酔っ払いが近寄り難い雰囲気」は、得策なんじゃなかろうか? 本気モードの県庁舎移転が何十年後になるのかは知らんが、景観の問題なんて「デザイン」とかいうヤツでどうとでもなるんだろうから、もし道州制云々で福井県がまだ存在していたら、次回も同じ場所に建てて欲しい。今度は「ザ・お役所」って建物じゃなく「宇宙船」とか「UFO」みたいにすりゃいんじゃね? あと、やっぱマスコミって、「じっと動かず現状維持」を軽視しすぎな気はする。「何か派手な提案しないと負け」みたいな気負いが伝わって来る感じ。 しかも、福井県の分相応なバランスを分析しながらの「アクティブ提案」を連発するんなら聞き応えもあるんだろうが、越がよく言うように、いろんな事への配慮や遠慮が混沌としすぎててキレも無いし輪郭もはっきりしない。そしてそれは意図的に靄をかけているかのようだ。まさに「お役所以上にお役所ナイズされた集団」って感が否めない。 このサイトが座・タイムリーふくいをこれだけ毎回取り上げる理由は決して憎いからとか劣悪だからとかではなく、興味があるからだという事を一応訴えつつ、七夕の議論(座・タイムリーふくい(20070707))に期待を込める。 最後に余談だが、出来れば福井放送さんにも我々の好奇心をくすぐるような番組をせめて週1本くらいは制作して頂きたいものだ。 (以上蟹070706)
https://w.atwiki.jp/c291/pages/182.html
福井のフリーペーパーについて むかしむかしフリーペーパーと言えば、大学サークルやサブカル好きな友達の輪が発行していたような趣味性の強い同人誌的イメージだったが、2000年創刊(らしい)Famile(ファミール)の「ポスティングという形態」の登場をきっかけとして一気に業界は拡大した。 簡単に言えば「金になる市場が開けた」ということだろう。 廃刊・休刊しているものも既に複数有るようだが、とりあえずここでは2008年秋時点で発行されているフリーペーパーを中心に取り上げてみる。なお、アナリストの生息地の都合上、おのずと福井市エリアが調査の中心になるのは言うまでも無い。また、エコの観点からの批判は面倒なのでしない。 ※ちなみに当ページで使用している画像は、蟹が実物を出来るだけ正確にスケッチしたものをスキャンし縮小しフィルターをかけ念のため一部モザイク処理をしたものですので転用やコピーには当たりませんが、結果的に正確さに欠ける画像になっているかもしれませんので御了承ください。 (以上蟹081002) Famile(ファミール) 基本情報 発行元 有限会社キャストコミュニケーションズ URL http //www.cast-com.jp/ 発行時期 毎週水曜日 配布形態 ポスティング・店舗設置 創刊 2000年4月5日 発行部数 152,000部 サイズ B5 寸評・雑感 (多分)福井で初めてポスティング型フリーペーパーを商業的に成功させた老舗。 ライバルのFJと比べるとぶ厚い。(ちなみに366号は72頁) ライバルのFJがテロテロなのに対してFamileはシコシコだ。 表紙は(読者投稿っぽい)子供や家族の写真。 新規店舗・イベント・クーポン・求人・不動産・読者投稿・子供の写真などに加え、自社記事もそれなりに有り、一冊に詰め込まれている情報はローカル無料週刊誌にしては膨大でそつが無い印象。 発行元は福井オンリーの地元企業。 さっちゃんのママのロールケーキを見つけると何故かホッとする。 (以上蟹081002) 福井情報(通称FJ) 発行元 株式会社ケー・シー・シー URL http //www.kcc-net.co.jp/ 発行時期 毎週水曜日 配布形態 ポスティング・店舗設置 創刊 2001年6月20日 発行部数 135,000部 サイズ B5 寸評・雑感 表紙を漠然と見ればタイトルは「FJ(エフジェイ)」としか思えないのだが、発行元のサイトでは「福井情報(通称FJ)」と明記されているため正式名称は「福井情報」であると推測される。 表紙の「きてや」という表記が何を意味しているのかが気になる。 ライバルのFamileと比べると薄っぺらい。(ちなみに359号は32頁) ライバルのFamileがサラサラなのに対して福井情報はキュッキュする。 表紙は若者の写真が多い気がする。 記事内容はFamileと大差無い印象だが、量が少ないためその分の差は生じる。これをコンパクトで云々と喜ぶかショボいと感じるかは受け手次第だろう。 発行元は石川県を中心に北陸三県+新潟をカバーする企業。ちなみに金沢情報も富山情報も新潟情報もあるでよ。 (以上蟹081002) 残念ながら2009年の3/25号を最後に休刊に至った模様。 今思えば上記記事の「福井情報はキュッキュする」という評価は結果的に偏っており、実は「キュッキュもしてたがサラサラもしてた」が正しい。 つつしんでお詫び申し上げます。 (以上蟹090328) FAM-VERCE(ファム・ベルシェ) 発行元 株式会社ファム・ベルシェ URL http //www.kuchikomimap.com/famverce/ 発行時期 毎月最終金曜日 配布形態 企業宅配・店舗設置 創刊 2003年2月28日 発行部数 50,000部(一部情報) サイズ A4 寸評・雑感 表紙に「アクティブライフを求める、愛ある女性のための情報誌」とあるように、ターゲットを女性に絞り込んだ内容。 大雑把な印象はURALAの廉価版だが、無料の割にはそれなりに充実した内容って気もする。 とにかく一度や二度聞いたくらいでは憶えられない名前だ。 (以上蟹081002) palet(パレット) 基本情報 発行元 有限会社キャストコミュニケーションズ URL http //www.cast-com.jp/ 発行時期 毎月20日 配布形態 企業宅配・店舗設置 創刊 2008年4月 発行部数 65,000部 サイズ A4 寸評・雑感 Famileのキャストコミュニケーションズがファムベルシェを打ち落とすべく発射した追尾ミサイルって印象が強く、サイズもコンセプトも酷似している。 パレットの出現により一見ファムベルシェがピンチのように見えるが、もしこのまま二冊の女性向けフリーペーパーが競い合って人気と認知をどんどん向上させてしまうと、一番ピンチなのはURALAって気もする。 (以上蟹081002) りすのす 基本情報 発行元 株式会社エクシート URL http //risunosu.jp/ 発行時期 毎月1日 配布形態 店舗設置 創刊 2006年頃? 発行部数 不明 サイズ A5 寸評・雑感 20~30代の草食性文科系女性をターゲットにしたようなフリーペーパー。 簡単に言ってしまうと「ステキなカフェやオシャレな雑貨屋さんに置いてある感じ」って感じ。 ku nelって感じ。 印刷会社が発行元なだけに、ちゃんと「見せる雑誌」になっている気がする。 最初から読者の質を絞るスタンスを貫いているようなので当然発行部数は気にしていないものと思われる。 と、ここで緊急入電。「りすのす」は2008年夏頃に廃刊したようです。ほっこりしたい方々には残念なニュースでした。 (以上蟹081002) are(アレ) 基本情報 発行元 学生ベンチャー研究室ボランチ are事業部 URL http //www.volente.bz/are/ 発行時期 年4回吉日 配布形態 店舗設置 創刊 2006年8月25日 発行部数 5,000部 サイズ B5 寸評・雑感 発行部数が少なく不定期発行な為、なかなか手にする機会の少ないフリーペーパー。 大学生が発行している割には遊びが少なく真面目な紙面という印象で衝動より抑制を感じる。 今のところ特筆すべき印象は無いが、このテのものは編集担当者次第で突然変異を起こす可能性があるので目が離せない。 個人的には「大学生=暇で無責任で鋭くて面白い」な方向性を期待したい。 (以上蟹081002) C+(collabo plus コラボプラス) 基本情報 発行元 株式会社クレド URL http //collaboplus.com/ 発行時期 月刊誌? 配布形態 店舗設置 創刊 2007年11月号 発行部数 不明 サイズ A5 寸評・雑感 10冊くらい発行している、コンセプトが掴みづらいフリーペーパー。 A5サイズでオシャレ風なアピールから「りすのす」系狙いとも取れるが、節々に詰めの甘さが目立つ気がする。 「Monthly Trend Free Paper」と書いてあるのに現在配られているvol.11には「2008秋号」とも書いてあり、月刊誌なのか季刊誌なのか良く解らない。 (以上蟹081002) Slow(スロー) 基本情報 発行元 株式会社アイティー広告 URL http //www.itit.co.jp/ 発行時期 毎月20日 配布形態 宅配・店舗設置 創刊 2008年春頃 発行部数 不明 サイズ B6 寸評・雑感 広告代理店とFM福井が組んで発行しているようだ。 女性向けらしいが、現在のところ洗練されたイメージは乏しいしアットホームでもない。 創刊してまだ半年ほどなので何とも言えないっちゃー何とも言えない。 (以上蟹081002) 週刊 も・ぎ・た・て Banana(週刊もぎたてバナナ) 基本情報 発行元 福井新聞社 URL http //www.fprc.co.jp/banana/ 発行時期 毎週木曜日 配布形態 ポスティング・店舗設置 創刊 2007年10月18日 発行部数 157,050部 サイズ タブロイド 寸評・雑感 あの福井新聞が定期購読契約者以外にも無料で恵んでくれる奇跡のようなタブロイド誌。 ありがたくてありがたくて大和田方面に足を向けては寝られない。 山田邦子の「MOGITATE!バナナ大使」との関係は不明。 (以上蟹081003) 専門情報誌 以下も福井のフリーペーパーですが、専門情報誌なので特には触れません。 リクルートものに代表される全国規模の地方テンプレ誌も無視します。 (以上蟹081003) JOB navi(ジョブナビ) 発行元 有限会社キャストコミュニケーションズ JOB navi社員版(ジョブナビ社員版) 発行元 有限会社キャストコミュニケーションズ AUTO ZONE 福井版(オートゾーン福井版) 発行元 株式会社シイ・アイ・エス Super BooBu(スーパーブーブ) 発行元 株式会社アイティー広告 URALA Cars(ウララカーズ) 発行元 株式会社エーアンドエス Fukui Job Cafe MAGAZINE(福井ジョブカフェマガジン) 発行元 福井県若者就職支援センター(ふくい Job cafe) 福井マイホームナビ 発行元 株式会社ケー・シー・シー フリーペーパーっつーかなんつーか 以下は福井新聞定期購読契約を前提とする付録なのでフリーペーパーとしての純度は低いのですが、黙殺するのも勿体無いので一応取り上げておきます。 おとな日 基本情報 発行元 福井新聞社 URL http //www.fukuishimbun.co.jp/otonavi/index.php おとな日「知」発行時期 毎月第2土曜日 おとな日「遊」発行時期 毎月第4土曜日 配布形態 福井新聞購読世帯に朝刊と同時配布 創刊 2002年6月 発行部数 約20万部 サイズ タブロイド fu(ふう) 基本情報 発行元 福井新聞社 URL http //www.fukuishimbun.co.jp/fu/ 発行時期 毎月第4火曜日 配布形態 福井新聞購読世帯に朝刊と同時配布 創刊 1997年9月 発行部数 約20万部 サイズ A4 寸評・雑感 fuは書店にて税込100円で販売している有料雑誌でもある。現段階でYahoo!カテゴリのフリーペーパー階層に登録されているが有料雑誌なのである。これを「100円もする有料雑誌が福井新聞を定期購読するだけで無料で読めちゃうなんてラッキー♪」ととるか「新聞の付録ごときを100円で販売するなんてふざけんな!」ととるかは人それぞれだろう。 (以上蟹081002) その他 わがままHOUSE 発行元 E・HOME・株式会社豊栄サポートバンク コラボプラスの項目で『「りすのす」系狙いとも取れる』と書いたが、こっちの方が似てる。でも何故かオシャレになれていないからちょっぴり切ない。 雑誌自体は株式会社豊栄による住宅広告誌なのでそれ以上でもそれ以下でも無い。 (以上蟹081003)
https://w.atwiki.jp/c291/pages/189.html
車社会度全国トップクラスの福井県民にとって、ガソリンは電気・ガス・水道に次ぐ重要なライフラインと言えるだろう。携帯電話やインターネットより車の方が重要だという県民も少なくない筈だ。 しかしガソリンには「商品を消費しながら販売店に辿り着く」という距離の問題や「ポリタンク等での持ち帰りが出来ない」という量の問題、または「どこで売っているものも基本的には同じ」という質の問題が同居しており、それらの問題をいろいろ考えた場合、結局は行動範囲内の適当な店で購入してしまう・・・という選択肢の少ない窮屈な一面がある。 そもそも同じようなものを同じような元売が同じような値段で同じような販売店に卸し、同じように流通している商品なのだから、公社化されるのが望ましい気もするのだが、まぁそんな事は寝言で言うとして、このページでは細かい数字を適度に追いかけて生々しさを表現してみたいと思う。 (以上蟹081027) 福井県福井市~嶺北縦貫線のガソリン事情 福井市民にとって嶺北縦貫線(空港道路)沿いは気になってしょうがないスポットだろう。理由は単純で「安いから」なのだが、ではどれくらい安いのか?漠然とした印象や噂話を元に語るのも無責任かと思い、ちょっと店頭看板のレギュラーガソリン価格を調べてみた。 1週間ほどメモってみたのだが、嶺北縦貫線(空港道路)沿いの店が安いのは歴然だ。この流れから各店舗の詳細な比較に突入しようかとも考えたのだが、ガソリン業界は「基本的に同じものを売っている」という前提なだけに、価格以外のことを掌握し比較するのは困難かつ無意味と判断し、大雑把にまとめてみた。 (以上蟹081027) BEST PRICE URL http //www.alflex.co.jp/html/bestprice.html 元売系列 独立系無印スタンド 店舗 福井県は坂井店のみ・全国で30店舗前後 経営 (株)アルフレックス 接客形態 ノンサービス 恐らく嶺北縦貫線低価格化の原因であろうと推測される店。 1週間の価格調査からも口コミ情報からも、現金価格においては最も安い値段を掲げる事が多い。 「ノンサービス」とは、「BEST PRICE」曰く「灰皿清掃・窓拭きなどのサービスはせず、給油サービスのみを従業員が行う形態」らしい。 仕入れ元が独立系だとか経営が福井ゆかりの法人でないとかその他諸々気にする消費者も居るようだが、気にしない消費者にとってはありがたい存在だろう。 とにかく撤退しないで欲しい。何故ならその瞬間から他店が値上げに移行する風景が目に浮かんでしまうからだ。 個人的には一刻も早く福井市開発や高柳や新保辺りに福井2号店をオープンして頂いて、格差是正の起爆剤となってほしい。 (以上蟹081027) ミタニ URL http //mitaniss.com/ 元売系列 出光 店舗 県内20店舗前後 経営 株式会社ミタニ 接客形態 フルサービス・セルフサービス セルフ金津バイパスSSは「BEST PRICE 坂井店」に近いこともあり、現金価格表示にて絶えず同価格か1円高を維持している。 さらに会員割引を適用すれば2~7円引きも実現するようで、実質福井最安値を実現しているようだ。 しかしサイトによると「メール会員の定額割引きは150リットルまで」とあり、その後は会員最優遇価格という何とも曖昧な表現になっているのは潔さが感じられずちょっぴり不満。 さらにそのメール会員の割引価格がサイトのメール会員ページでは「セルフ給油所全店5円引き」となっているのに、店舗ページをのぞいてみると金津と春江だけ3円引きなのはちょっとセコイとすら感じてしまう。 とは言え、ミタニが低価格販売に積極的なのは明らか。今後セルフ店全店の価格を「BEST PRICE 坂井店」と遜色無い程度に揃えてくれたら、オレはずっとミタニに付いて行くだろう。 (以上蟹081027) DM Gas URL http //www.dmgas.co.jp/ 元売系列 独立系無印スタンド 店舗 福井県は坂井店のみ・全国で30店舗前後 経営 株式会社ディー・エム・ガスステーション 接客形態 不明 坂井店は「BEST PRICE 坂井店」に近いこともあり、現金価格表示にて絶えず同価格か1円高を維持している。 15L毎に貰えるポイントを30ポイント貯めると商品券1000円分と交換(リッター2円程度還元)してくれるらしい。 利用したことが無いので定かではないが、サイトによると給油はスタッフがしてくれるようだ。 万が一「BEST PRICE」が福井から撤退した場合は、その代替機能を是非果たして欲しい。 (以上蟹081027) 栄月 URL http //www.eigetsu.co.jp/ 元売系列 ENEOS 店舗 県内15店舗前後 経営 栄月株式会社 接客形態 フルサービス・セルフサービス 「セルフニューあわらSS」は「BEST PRICE 坂井店」に近いこともあり、現金価格表示にて絶えず同価格か1円高を維持している。 フルとセルフを同店舗で表示しサービス提供している店がある。 表示価格に対するスタンスはミタニと似ているが、追加の割引サービス等は消極的な様子。 (以上蟹081027) ライズ URL http //www.rise-co.co.jp/work/fuel.html 元売系列 独立系無印スタンド 店舗 県内5店舗前後 経営 株式会社ライズ 接客形態 セルフサービス はるえ店が「ミタニセルフ春江SS」と隣接しており、一見最も苛烈な価格競争を演じているかのようではあるが、実際は「BEST PRICE 坂井店」の2円高を両者で調整し合っているような安定感が歯がゆい。 とは言え最大7円引きになるスロット割引を実施しているようなので瞬間的に最安値店になる可能性もある。 (以上蟹081027) あおい商事 URL http //www.aoiaoi.co.jp/Energy/ 元売系列 ENEOS 店舗 県内16店舗前後 経営 あおい商事株式会社 接客形態 フルサービス・セルフサービス 価格の推移を見るとやや保守的な傾向が見て取れる。 割高な印象は特にフルサービスの一部店舗に表れており、「BEST PRICE 坂井店」が136円の時、150円ってのはサービスに多少の差があるとは言えちょっと高すぎる気がする。 「BEST PRICE 坂井店」に一番近い店舗がやや遠い「セルフプラザはるえSS」である事から、価格設定の基準は「ライズ・はるえ店」と「ミタニセルフ春江SS」の春江隣接ガチンコ対決を見据えつつ2次反応として表れている気がする。 現金表示価格に対して特筆すべき追加の会員割引などが現時点では確認できず、積極的な価格競争への姿勢が乏しい印象だ。 (以上蟹081027) JA-SS URL http //www.zennoh.or.jp/ja-ss/ 元売系列 JA-SS(独立系とも言えるらしい) 店舗 県内37店舗前後 経営 農業協同組合 接客形態 フルサービス・セルフサービス 坂井激戦区と春江激戦区の間で板ばさみになっている感のあった坂井SSはセルフ化により対等に戦っている模様。 セルフ化しているスタンドはまだ少ないようだ。 店舗によるのかも知れないが現金会員割引き有り。 (以上蟹081028) ガソリン価格の今後 なんだかんだ言って、結局気になるのは今後のガソリン価格だ。 原油価格が大暴落している最中、もうちょっとガソリン価格が安くなってもいいような気がするのだが、実際はどうなのだろうか? 2008年10月28日現在、原油価格は大体63ドル前後。そこで過去の似たような原油価格の時期を調べてみたところ「ネットに転がってる原油チャート」によると2007年の2・3・4月頃だと出た。で、当時の福井のガソリン小売価格を調べてみようと思ったのだが見つからず、東京で我慢することにし、「自動車ガソリンの東京都区部小売価格」で見てみると2007年の2・3・4月の東京都のガソリン価格は127・127・129円。まぁ東京が福井より3円安いと適当に見積もって当時の福井のガソリン価格を130円くらいとしておこう。 次に現在の福井の平均的なガソリン価格なのだが、福井市新保交差点付近と仮定して考えると143円くらい。原油価格が小売価格に反映されるタイムラグを1ヶ月くらいとするなら、11月末にはガソリン1リッター130円になっていると期待できる。 今は143円だけどもう少しで130円になると思うと楽しみだ。おしまい。 いやいや、おしまわない。為替レートってやつを忘れてた。 2007年の2・3・4月頃の為替は1ドル120円くらいだけど、現在は95円くらいだった。その差は約20%で、2007年の63ドルを基準に考えれば現在は50ドルくらいで元売は輸入出来ている計算になる。ガソリン価格にはガソリン税や諸経費など変動しない内訳も含まれているので小売価格に丸々20%適用するのは乱暴すぎるとしても、5%は見積もっていいだろう。すると・・・123.5円。 めちゃめちゃいいかげんな計算だったのは多少自覚しているが、個人的な予想では・・・ 11月末、福井市新保交差点付近のガソリン現金価格表示は123~125円を示している! ということは、その時、 「BEST PRICE 坂井店」は117円前後を示している筈だ! (以上蟹081028) 2008年11月30日、福井市新保交差点付近のガソリン現金価格表示は122円だった。1円でもハズレはハズレ。悔しい。(※ちなみに「BEST PRICE 坂井店」付近の価格は調べ忘れた。痛恨。) それにしても、一ヶ月で20円くらい下がったんだなぁ。実際の価格はミタニ等の割引きを考慮すれば既に110円台に突入している訳で、まぁ安くなったもんだ。 現時点で原油価格が更に10ドルほど下がっているので、懐かしの100円台に落ち着くのも時間の問題かもね。 (以上蟹081201)
https://w.atwiki.jp/c291/pages/108.html
このサイトでたまに福井新聞の記事に触れるのに記事にリンクをはることがある。引用については著作権法を踏まえつつやる方向だが、リンクについてはイマイチ分かりにくいので(社)著作権情報センターの見解に準じてやってる。 http //www.cric.or.jp/qa/multimedia/multi14_qa.html そんで、参考までに福井新聞のHPの下の「リンクについて」とか「著作権について」を見てみた。あくまで参考に見ただけなんだが、さすがに以下の2点は気になった。 1 何で福井新聞社への連絡方法が郵便ONLYなのか? 2 何で損害賠償請求云々とかイチイチ威嚇的なのか? 1点目 アナクロな地方新聞社が考えそうなことだって事で理解できなくもないが、とはいえデジタルコンテンツ室への連絡方法が郵便のみってのは笑えない。 2点目 どう考えても過剰な牽制球だと思う。色々書こうと思ったのだが、あまりにも長くなりそうなので、ここは自制しておくわ。まあ簡単に言えば「不愉快だ!」って事だ。他の新聞各社のサイトにも好き勝手な注意書きが出てはいるが、ここまで威嚇的な内容はなかなか見当たらない。逆に面白いとも言えるので、参考資料としてコレクションしておくわ。 (以上越071005) 参考資料 2007/10/19追記 こうした市民参加型メディアやコミュニケーションネットワークは市民の主体的、自発的なパワーが発揮される半面、匿名性による誹謗(ひぼう)中傷などの暴力性が常に問題になる。1つの情報に批判が集中し「炎上」、サイトが閉鎖に追い込まれるケースさえ出ている。モラルハザードの怖さである。 言論の自由は保障されるべきで、多様な媒体があって当然だ。だが公正中立を保ち、市民本位の健全な社会秩序を守ろうとする責任と高い倫理観がなければ、信頼と共感は得られない。 本紙のホームページの生活情報サイト「チョキッ」に市民リポーターが地域の話題を提供するコンテンツがある。市民の相互交流を重視している。担当者は言う。「客観性や主観性、ニュース価値などいろいろ課題はあるが、1番大切なのはモラル。情報の質なんです」。ジャーナリズムの質。われわれ新聞が日々追い求めているのは、まさにこのことに尽きるのだ。 ↑は10月19日の福井新聞の論説の一部。このサイトのことを言ってる訳じゃないから、別にスルーしても良いんだけど、チョット気になったので批評のために引用した。 匿名性によるモラルハザードの問題は理解できるし、俺も誹謗中傷にならないように注意しつつ、多少なりとも公益性のある内容について書くようにしてるつもり。金も権力も無い一般人である関係上このサイトは匿名だけど、それでもいざって時には腹を決めて本名をさらしても恥ずかしくないような内容を書くように心がけている。たまには権力批判の真似事みたいな内容もあるから、そう簡単に素性をさらして危険地帯に突っ込むようなことはしないけどね。 福井新聞は「自分たちの活動は匿名じゃないから、ネットの批評なんかより上だ!」と言いたいみたいだ。もちろん福井新聞が、ネット上の市民ジャーナリズム的なものより劣っているというつもりは無い。でも新聞社という頑丈なバリケードに守られた新聞記者と、金も力も無い一般市民では置かれている状況が全然違う!一般市民が本名さらして地元の身近な権力を批判するなんて、丸腰でイランイラク散策の旅に出るみたいなもんだ。 しかも、その頑丈なバリケードに守られた新聞記者でさえ、記名記事を書くことなんてほとんど無いはずで、あったとしても書くことで権力者や関係者に喜ばれる記事ばっかりのはずだ。凶弾に倒れた長井さん級の腹の据わったフリージャーナリストならまだしも、所詮サラリーマンでしかない普通の新聞記者が一般市民相手に大見得切るのもどうかと思う。 えっ、福井にそんな危険な取材なんて無い?ホントに~??見て見ぬ振りじゃなくて~??? そんで一応「チョキッ」http //www.choki.jpのリポートも見てみた。これはこれで良いと思う。 でもうがった見方をすれば、福井新聞は「客観性や主観性、ニュース価値などいろいろ課題はあるが、1番大切なのはモラル。情報の質なんです」ということを踏まえ、一般市民レベルでは「近所で見つけたおもしろ情報」の提供が限界だと考えてるって事じゃないの? そりゃ一般市民だから記者クラブにも加盟していないし、取材から記事化までの特別な訓練も受けていないけど、それにしたって一般市民をなめ過ぎじゃね? つーか、自分たちをどれくらい特別な存在だと思っているのか知らないけれど、新聞記者もその情報源のエライ人たちも、一歩下がってみれば大概はただのサラリーマン。まさに一般市民以外の何者でもないと思うけどね。 (以上越071019) 関連項目 福井新聞
https://w.atwiki.jp/c291/pages/199.html
定点観測 観測対象 座・タイムリーふくい(2009年1月10日放送分) テーマ 「全体像から再構築の議論を ~岐路に立つ福井駅西口再開発ビル~」 県都の玄関口にふさわしい賑わいの核として期待されている福井駅西口の再開発ビル計画は、昨年暮れの福井市議会で同意を得られず新たな対応を求められている。「賑わい」という成果を生み出すために限られた時間の中で何をすべきか、具体論を示しながら議論する。 司会 松枝隆一(福井テレビアナウンサー) 名越涼子(福井テレビアナウンサー) ゲスト 福井商工会議所 県都活性化委員会 副委員長 小川明彦 福井県立大学 教授 中沢孝夫 福井新聞社 論説主幹・論説委員長 四戸友也 観測結果 経済界からゲストが出てくるときって、往々にして「そんな下らない話はJCかロータリーの会合でやれよ!」って内容の場合が多いんでチョット心配したものの、福井商工会議所県都活性化委員会副委員長の肩書きでやってきた大津屋の小川社長の発言は、まあそれなりに聞けるレベルの内容ではあった。とは言え、チョット気になった点や前々から思ってたこともあるんで、この機会に一言! 大津屋はオレボブランドでオレボキッチンとかオレボステーションを展開していて俺も時々利用してるんだけど、オレボの表記はOreboってなってる。でもオレボはオレンジBOXの略で、普通に考えればオレンジはOrangeなのに、オレボとなるとOraboじゃなくてOrebo・・・。確かに、Oraboだとオラボになってしまい間抜けだという問題はあるものの、だったらオレンジBOXのままでも良いわけで、基本線からぶれたネーミングをよりにもよって店舗名称に使用するというのは、マーケティング戦略だか戦術だかよく分からないけど、チョット問題があるのではないの? まあ細かいスペルの問題は置くとして、俺はファミリーマートやミスタードーナツをお客がファミマやミスドと略するのは良いが、それに乗じて会社自身がCMとかでファミマだミスドという略称を連呼し、ましてやオリジナル商品名にまでその名前を使用するというのは、商人としての分をわきまえないスゲーみっともない行為だと思っていて、その観点からも「オレボちゃんとやれよ!」と思っている。いや別に何の根拠も無い、ただの俺的美意識の問題なんで、ホントどーでもいいことなんだけど。まあ、いきなりカタイ話から始めるのも何なんでね・・・。 まずは、今日の番組の収穫の一つ、小川社長のお言葉。 アオッサが出来てうちにも出店依頼があったが、(イマスには)賃料として一坪3万円を提示された。うちはエルパやベルでも商売をしているが、1階の店舗で(一坪当たり)1万7~8千円。ただ、(エルパやベルは集客のための)宣伝広告とかやっているので、その分を差し引けば1万2千円くらいの感じ。 久々にこの番組を見ててドキッとした瞬間だったが、実際こんなことテレビで話していいんだろうか?もしからしたらエルパやベルは各テナントの賃料までお互いオープンにして経営をしているのかもしれないけど、少なくともイマスが提示した賃料も含めた交渉経緯まで明らかにすることをOKしているとは思えない。 民間代表、ビジネスの王道、マーケティングの伝道師みたいな雰囲気で登場した小川社長は、実際そうなのかもしれないけど、俺のわずかばかりのビジネス経験から言えば、情報交換と称してこっそり色々やることはあっても、いくらなんでもこの手の話をネットやテレビで公言することはNGだと思うんだが、そのあたりの認識は俺とはかなり違うみたい。まあそんな甘い事言ってるから俺は負け組で、小川社長は勝ち組なのかもね。 さて今回の番組でもう一つ特筆すべきは、福井市の佐藤特命幹を繰り返し名指しで批判したこと。特命幹なんてなんだか筋肉ムキムキのエロ係長みたいな役職だけど、この佐藤哲也特命幹兼都市戦略部長は国土交通省からやってきたキャリア官僚。役職やバックグラウンドを見ても、この佐藤哲也特命幹兼都市戦略部長ってお方が福井市の意思決定のキーパーソンなんだろうけど、中央省庁からやってきた一役人に対してこれだけハッキリとこいつがとんでもなく稚拙なおかけで、福井市民が迷惑しているという意味を込めた主張をしたのは画期的なんじゃないだろうか? 番組最後は「福井市議会の議員よ頑張れ!」で締めていたけど、佐藤特命幹の仕事の進め方に問題があると明言するなら、その問題解決を福井市議に求めるのは厳しいだろう。キャリア官僚からみれば福井市議なんて、所詮○×※$▲(自粛)以下の存在だろうしね。まあ実際には俺が内実を知る由も無いんだけど、世論を無視して拙速に結論や結果を出そうとする姿をみると、特命幹が特命を果たせませんでした…では済まない特に人事評価に絡んだ事情が色々あるって話なのかなあと感じる。 だとすれば、「佐藤特命幹が自分の手柄として計画実施や着工という目に見える成果を出すため、市民の意見もろくに聞かずに拙速稚拙に結論を出そうしていることで福井市民は大いに迷惑している。福井市民的にはもう不要なので、この人はそちらで引き取って欲しい・・・って内容を国土交通省の大臣官房に電話やメールや手紙やFAXでこれでもかっ!てくらい直訴する」のが解決策だと思うけどね。 (以上越09112) 関連項目 座・タイムリーふくい各回
https://w.atwiki.jp/c291/pages/170.html
定点観測 観測対象 座・タイムリーふくい(2008年9月6日放送分) テーマ 「これが隈研吾が描く県都福井の姿!」 県都の顔と言われる福井駅西口の再開発がどのような街づくりを目指しているのか見えてこない。市民県民の期待や盛り上がりも少なく、そこから見えてくるのはマーケティングとデザイン力の不足。国内外で建築を通して街づくりにはデザインが重要と主張する隈研吾と、マーケティングの必要性を訴えるバルス社長・高島郁夫が県都の顔づくりに欠けているデザイン力とマーケティングについて持論を展開する。 司会 松枝隆一(福井テレビアナウンサー) 名越涼子(福井テレビアナウンサー) ゲスト 建築家・慶応大学教授 隈研吾 バルス社長 高島郁夫 観測結果 ゲスト2人の話はそれなりに説得力があって良い話だったと思うけど、今の福井にどれくらい当てはめられるかって辺りがちょっと疑問。松枝アナは「アンケートとマーケティングは違う。」ってポイントにこだわってたけど、行政や再開発組合とかが適当なアンケートで調査は終了ってことにしようとしてるみたいな話があるのかな? それにしても駅西再開発ビルの計画に関しては、例えばコンペにしてもさすがに今から全てやり直すなんてことは役所的な理屈では無理だろう。それをやるには相当の政治決断が必要になると思うけど、福井市長に政治決断が出来る?そんなことが出来れば、そもそもこんな状況になっていない訳だし、東村福井市長がそんな面倒なこと言い出す人なら選挙に出ても当選できなかっただろうから、出来ないってことで答えは見えてると思う。 最近の福井駅前周辺再開発に関するトピックとしては・・・ 賃料未払いで地権者がアオッサ管理会社イマスを提訴の方向 福井の経済界はシティホテル誘致に協力しないことを決定 福井市もシティホテルにこだわらない方向に軌道修正? 規定路線かと思ってた新幹線は、敦賀どころか福井開業も微妙な情勢 とまあこんな感じなんだろうけど、こんな状況もろもろについて福井市民は、いい加減疲れちゃってるんじゃないかなあ。少なくとも俺は疲れた。 まあ、今の福井市を中心とした再開発組合とかが考えている案では、成功はとてもじゃないけど無理ってのは分かってるんだけど、その理由をイチイチ説明して軌道修正させて、当事者からの恨みをかうぐらいなら、別にお役所や利権に絡んだ人々の希望どおりに進めてもらって、それで案の定失敗して、それでも最後はお役所らしく「何もやらないよりはマシだったんだから失敗ではない」みたいな屁理屈でチャンチャンって感じで、そのまま福井市は没落したのでした~♪って結論でも良いような気がしてきた。 いままでも散々書いたことだけど、県立大学、県立図書館、県立音楽堂、市立美術館、フェニックススタジアム・・・と、一定の集客を見込める施設をこれでもかってぐらい田んぼの真ん中に建ててきた福井県と福井市の行政レベルの低さや、決定した当時の権力者に対するまともな総括も無いまま議論するのは不可能ってことなんだろう。しかも当時の権力者がいまだ健在にも関わらず、これらの失敗を何とか取り戻そうと頑張った、坂川前市長の方が逝ってしまうという悲しい現実。 オマケにTVでは売れない保留地をPRする福井市の妙なCM・・・。つーかCM最後に出てくるにやけたオッサン何者??今日は頑張って再開発に関するアイデアでも書いてみようかと思ったけど・・・。 「パトラッシュ・・・。僕は疲れたよ・・・。」 (以上越080907) 関連項目 座・タイムリーふくい各回
https://w.atwiki.jp/c291/pages/69.html
福井の御当地グルメについて ここでは「店舗ごと」もしくは「販売店ごと」の比較が様々な理由により困難な福井の御当地グルメについてザッとまとめてみる。 「コンサルティング」という目的からは多少ずれるかもしれないが男は黙ってスルーでよろしく。 明らかに「素材」なものも入ってくるので語り辛いのだが、検索ヒット数を稼ぐ為の営業行為として温かく見守って頂きたい。 越前がに 基本情報 福井県沖で水揚げされたズワイガニの事。 御当地ブランド蟹のひとつで腕に黄色いタグが付く。 福井県ではオス(でっかいの)の事を指し、メス(ちっちゃいの)は「セイコガニ」と呼ぶ。地元ではオスが高価な事もあり、メスのセイコを好んで食す人が多い。 セイコファンのお目当ては身ではなく、内子(卵巣)や外子(卵)やミソである。 漁の解禁期間はオス・メス共に大体11月頭頃からで、オスは3月末頃まで、メスは1月頭頃までとなっている。 コメント 全国的知名度で言えば、福井名産品で唯一の「本物」であろう。 解禁期の老舗料理旅館でタグ付きのフルコースなど食おうものなら、お一人様6万円とかいう事もある。 値がとんでもなく張る割には金持ち関西人や東海人のおかげで需要が回っているようだ。外の金を引っ張り込んでいるだけに一福井県民としては文句の付けようが無いビジネスモデルな訳だが、個人的には微妙。あまりに高級食になりすぎて、地元で愛される御当地グルメとはとても言えない。 私は貧乏人の割には比較的多く食している方だとは思うが、確かに旨いは旨い。しかし、ここからは言いづらい事ではあるのだが、「北海道直送生ズワイの丸茹で」と「タグ付き越前がにの丸茹で」を交互に食い比べれば確かに旨さの違いが明確だったりするっちゃーするが、「北海道の方」だけを上手い事して出されたら、それはそれで旨いのだ。それもなかなか結構旨いのだ。結果、貧乏人である私は、たとえ解禁期間であっても「北海道の方」を食べたりする。(ちなみにサイズやタイミングにもよるのだが、浜の知人を通した持ち帰り価格でも、越前がには15,000↑で、北海道のヤツは5,000↓だったりする。) しかししかししかししかし、なんだかんだ言っても越前がには旨いです!他県のお金持ちの皆さんは是非是非是非是非、越前がにを食べて行ってくださいね! (以上蟹070701) 俺も越前がにについてはその高価格ゆえ、あまり縁も無く、故にこだわりが無く、よって意見も無い。主に外貨獲得手段ってイメージ。それに関連して気になるニュース。 「ロシア、生きたカニ輸出禁止 日本への影響避けられず」 ロシア農業省は30日、密漁防止と資源保護を理由にロシア領海と大陸棚海域で水揚げされた生きたカニの輸出を禁止したと発表した。ロシアから大量のカニを輸入している日本が影響を受けることは免れない。 禁輸措置は3月1日に実施された。農業省は、ロシアの港での必要な通関手続きを経ることなく、雄のカニだけでなくロシアで捕獲が禁じられている雌の カニが日本などに直接持ち込まれていると指摘。「カニ資源に打撃を与えている密漁に歯止めをかける必要がある」と主張している。 ロシアで加工される冷凍カニなどは禁輸の対象外だが、ロシアの専門家グループはタラバガニの漁獲そのものの禁止の可能性も検討しているという。 日本海やオホーツク海ではカニの密漁、密輸が常態化しており、日本側統計の輸入量がロシア側統計の輸出量を大きく上回る状況が続いている。特にタラバガニ資源の枯渇は深刻で、現地からの報道では、プーチン大統領が今年初めに極東のウラジオストクを訪問した際、カニの禁漁に前向きの考えを表明したとされる。 asahi.com 2007年05月31日21時09分 蟹の言う北海道産のカニの多くが、北海道の業者がロシアの業者から買ったものというのは暗黙の了解。まあ海の上で引き渡されるので、北海道産もロシア産もモノは同じなんだろう。 記事はタラバの話だがズワイはどうなるのか? この状況は福井のカニ業界には結局プラスなのかマイナスなのか? この情報を真に受けて動いたら、冬直前にロシアがまた方針転換する可能性は? 越前カニの市場価値が暴騰するのなら、外貨獲得のチャンスとして福井県民カニ消費禁止令を出す準備をすべきだ。そして俺はシカゴでカニ先物を買う!! ロシア外交政策や来年の洞爺湖サミットとの絡みなど論点は尽きないが、県内のカニ関係者には上手く立ち振る舞って欲しいところだ。 (以上越070701) へしこ 基本情報 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B8%E3%81%97%E3%81%93 コメント 基本的には若狭地方の名産品という事らしいのだが、「美浜町の観光ホームページ」を見てみると、「美浜の特産品」と言っても過言ではないような気がしてくる。特に「美浜野へし子」ちゃんのプロフィールの学歴欄の「ノルウェー沖大学留学」という記述はなかなか。あとこれだけ高塩分な食材であるのに「へしこドドンパ(歌)」では「長寿の町のそのわけは毎日食べてるへしこちゃん」と歌い切っている。このユルさ、みうらじゅんも喜びそうな濃度だ。http //www.wakasamihama.jp/guru/hesiko_maru.html 個人的にはハズレの多い食品と言うイメージが強く、福井市内等のショッピングセンターや土産物売り場で買ったへしこには失望させられてばかりいる。理由としては生臭すぎたり塩分が強すぎたり身がカスカスだったりと様々。そんな訳で結局は「千鳥苑のへしこ」で充分満足している状況。それ以上の調査研究はしていない。 時々「へしこを焼く場合に糠を洗い落とすかどうか」で論争になるが、どうやら「焼き」の場合は糠を付けたまま焼くのが正統な流儀のようだ。しかし、糠の臭いや見た目や食感が気になる人は躊躇無く洗い落としてよいそうで、へしこってば、すごい社交的でおおらかな良い子。まさに日常食の鏡だ。 (以上蟹070701) 焼き鯖寿司 基本情報 焼いた鯖を押し寿司にしたもの。 反論があるのかも知れないが、知名度として大貢献したのは間違いなく羽田空港・空弁ブームで人気を呼んだ「みちこがお届けする若狭の浜焼き鯖寿司」だろう。 おそらくは歴史とか伝統に裏打ちされたような郷土食ではない。さらに特殊な技術や製法が必要無さそうなので、現在、あちこちで色んな法人や個人商店が作りまくっている様子。 コメント なんか、「突然、福井名産になったっぽいなぁ」という印象。 たくさんの商品を一度に並べて比較研究しつつ食った事は無いので断言は出来ないが、個人的な感想では「日本産の鯖」よりも「ノルウェー産のSABA」を使っている商品の方が油が乗っててジューシーではるかに旨い気がする。 あくまでも上記の個人的嗜好を前提に言うが、課題としては、「福井産の鯖が旨いのではなく福井で加工されたノルウェー産の鯖が旨いのだ!」という反地産地消的スタンスをどうやって正当化するか?だと思うのだが、もはや開き直っても良いのではないだろうか。例えば県に頼んで「鯖ソムリエ」とかの肩書きを作ってもらって、「鯖ソムリエ・マイスターが世界中から厳選した究極の鯖を使用(ノルウェー○○地方産)」とか表記すれば・・・いんじゃね? なんだかんだ言ったが、私自身は実はバッテラ派であって、焼き鯖寿司はそれほど好きではない。 (以上蟹070701) 焼き鯖寿司は最近だが「焼き鯖」自体は若狭エリアを中心にそれなりに歴史と伝統がある。貧乏人の俺はとにかく昔から鯖を良く食ってた印象があり、焼き鯖はソウルフードの一つだ。 予断だが俺は「カツオのタタキ」という食い物は東京に行って初めて本物を見た。今はそれほどでもないだろうが、以前は福井ではカツオなどの赤い魚(マグロ除く)はあまり食わなかった印象だ。 (以上越070701) コシヒカリ 基本情報 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%97%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A コメント 福井が誇る全国ブランドだが新潟のイメージが強いため、「コシヒカリの故郷は実は福井」は福井豆知識クイズの定番。 実際には新潟が起源で、福井が生み育て、新潟で一人前になり大出世したって感じみたい。福井が重要な役割を果たしたことは間違いないが、歴史も踏まえず新潟を泥棒ネコみたいに言う意見が一部にあるのは、自戒しなければならない。 そもそも当時はまだ食料不足で、かつ県は国の下部機関的位置付けの時代。美味しくて収量が多い米の開発は国の一大事で、地域に合った品種改良は国の資金と技術を結集した大事業だったのだろうし、現在の北陸農政局の管轄が新潟、富山、石川、福井であることを考えると、同じ会社の部署間の手柄の奪い合いとも言える。とにかく市民レベルであえて新潟と争う必要性は感じない。 精密機械じゃあるまいし、一般レベルの味覚では福井産でも新潟産でも「どっちも美味しい!」の一言。研ぎ方、水、炊飯器など味を左右する他の要素も多く判定は困難。古米と比べるわけじゃなし、新米コシヒカリの福井産と新潟産の違いなんて誤差or好みの差の範囲だ。 農家ごとの手入れ具合だってそれぞれだろう。味を重視して産地の違いを云々言うなら、農協の管轄が同じって理由で、伊藤さん家と加藤さん家の田んぼの米を一緒くたにしてしまう現在の米の流通システムだって問題だと思うんだが、どうでしょう。 魚沼産コシヒカリは収穫量と消費量が全然違うってのは有名な話。とにかくホントに美味しいコシヒカリを食べたいなら、生産サイド主導の産地ブランド戦略など無視してOK。信頼できる生産者が丁寧に栽培した純度100%コシヒカリ(出来れば同じ田んぼ産)を入手可能な信頼できるルートを確保し、なるべくその地域の水で炊くことが重要だと思う。 (以上越070701)